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オリーブオイルのはじまりといま

日常の食卓において今では欠かせないものとなっている「オリーブオイル」。

その歴史や魅力など、豆知識をご紹介していきます。今回は『オリーブオイルのはじまりといま』についてです。

オリーブオイル発祥の地は地中海沿岸。一説によると野生種の起源は8000年前、栽培をはじめたのは6000年前からと言われています。

現在、オリーブオイル生産量の世界1位は断然トップのスペイン。第2位ギリシャ、第3位のイタリア。この3カ国だけで世界の生産量の半数以上をしめています。地中海沿岸地方はオリーブの栽培に適した環境ということもあり、圧倒的なシェアとなっています。

また、オリーブのよく育つ環境はワイン用のブドウ(特にシラーやカベルネ種)が育つ環境と非常に似ている為、ワイナリーがオリーブオイルも造っているというところが実は世界にたくさんあるのです。


今では栽培・製造方法の技術の発達により、世界各地で栽培されているオリーブですが、日本へ最初にオリーブが入ってきたのは安土桃山時代。日本人でオリーブの実を初めて食べたのは豊臣秀吉だと言われています。

栽培に至るまではそれから300年余り経った明治43年、気候・風土が地中海とよく似ていたこともあり、小豆島で初めて栽培に成功しました。その後研究と努力を重ね、大正3年頃にはオリーブ栽培は島全体に普及し、その後もオリーブオイルの需要増とともに生産は年々拡大していきました。


世界中の人々の生活で根付いてきた長い歴史のあるオリーブオイル。日本でも健康ブームの影響もあり、馴染み深い食用油となりましたが、意外と知らない事も多いのではないでしょうか?

今後はオリーブオイルの効能や選び方など、どんどん紹介していきますのでご期待ください。


 

トスカーナの海と山、両方の自然の中で育てられたオリーブを手摘みで傷を付けず収穫後、数時間以内にコールドプレスした100%エクストラバージンオイル。 No.9 エキストラバージンオリーブオイル ¥5,940(税込)

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